空想考察

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創作日記『空腹にて云々』八日目 ラーメンと寿司

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八日目 絵とラーメンと寿司

 

まだ涼しい日が続いている。

本当にこのままずっと過ごしやすい天気が続くとよいのだが。

今日はいつもとは趣向を変えて、外に出てみることにする。

とある有名な画伯のの絵を見に行くのだ。

久しぶりの繁華街へのおでかけに少々緊張気味だ。

はたして繁華街の人混みのなかで、無事目的地にたどりつけるのか不安である。


目的地に着いた。

 

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エレベーターとエスカレーターを乗り継いで会場に着いた。

ワクワクする。

絵画展などいったい何年ぶりだろうか。

昔、外国のとある超有名な画伯の絵画展を見に行ったのが最後だったのではなかっただろうか。

 

到着


ようやく入り口だ。

チケットを購入して、入り口から中に入ってみた。

入り口は思ったよりも小さかった。

これはもしかしたら、すぐに見終わってしまうかもしれないと思ったのだが、その予想はまったくちがった。

かなりの数の絵が展示されていた。

 

会場側はかなり気合いを入れて会場設営および、作品数の充実に気を配ったことが伝わってきた。

そんなに人は多くはないかもしれないな。と、私はたかをくくっていた。

いやはや、多い。

かなりの人だ。

なのに、会場は静まり返っている。

みなさん真剣に作品に見入っていた。

 

絵を見る


では、私も会場観察ではなく作品をみることにしようと絵に見入ってみた。

 

すごい!

本当に細かい。

ものすごく緻密なのに素朴で不思議だ。

 

はじめはどうやら小さな作品から作りはじめていたようだ。

小さいけれども、とても丁寧な昆虫の貼り絵に目をこらす。

そして、年を重ねるにしたがって、絵の大きさがだんだんと大きくなっていく。

本人に聞いてみないとこればかりはわからないだろうが、表現したいものの大きさがどんどん広がっていったのかもしれないと思った。

またそれだけではなく、外国を訪れた後に表現などが一気に洗練されていたのもすごかった。


実物はすごい


私この方の作品を何度可テレビやネットなどでみたことはあったのだが、実物はずっとずっと大きくてきれいだった。

これが生で実物を見るということなのだなと思った。

 

見応え十分の作品数で、すべてを見終えるまでかなりの時間を要した。

今日はこの絵画展を見に来て良かった。

 

細かな点々をたくさん見たからかどうかはわからないが、ひとつひとつコツコツとがんばろうという気持ちになった。

ああ、心は満たされたが、腹は減ってきた。


腹が訴える


今度は腹を満たさなければならない。

さあ、どうしたものか。

空いた腹を抱えて会場を後にして、通りにでた。

…そういえば、ここにはアレがあるのではないだろうか。

そう、実家の兄におもしろい店があると聞いていた。


ラーメンと寿司?


実家の兄曰く、『ラーメンと寿司の上手い店』とのこと。

ちょっとよく意味がわからなかった。

だが、その看板がなんと目の前にあるではないか。

たしかに『ラーメンと寿司』と書いてある。

???ふたつ頼んで楽しむのか?

だが、そんなに食べられるだろうか?

私の心に一抹の不安がよぎる。

 

だが、兄はまちがいない店だといっていた。

ならば行くしかあるまい。

一見だが、いざいかん。


店に入る


店のたたずまいは…和食の食堂のようだ。

のれんをくぐり中へとはいる。

中には寿司のカウンター席があった。

あとは4人座れるイスとテーブルの席が二つ。

それから奥に座敷テーブルが二つあった。

なれない店なのでおどおどしてしまう。

完全に挙動は不審だろう。

 

だが、ちょうどお昼時だったので店の中はごったがえしており、妙齢の店員の方も忙しそうに動き回っており、私の様子のおかしさまでは気がついていないようだ。

良かった。 

 

店内にはサラリーマン風の人や親子連れ、OLさんたちなど、老若男女いろんなお客さんがいた。

奥の席へと通されて、座敷のテーブルに私は座った。


そういうことか


そして、ようやくメニューを目にして意味がわかった。

ラーメンの寿司のうまい店というのは、ラーメンと寿司を別々に頼んで楽しむのではなかった。

『ラーメンセット』なるものがあり、それがラーメンと寿司のセットになっており、どうやらそれがこの店のイチオシメニューのようだった。

 

わかりやすくいうと、ラーメンに細巻きがセットでついているのだ。

それも、細巻きは数種類から選べる。
巻きをえらんだ。

意気揚々と頼んだのはいいのだが、はたして食べきれるのだろうか。

残してしまったらどうしようかという思いが頭をよぎる。

だが、こんなにうれしいセットは実に楽しみだ。


しばし待つ


しばらく冷房のよくきいた店内をぼんやり眺めながら、注文ができあがるまでのんびりと待っていた。

となりに座っているちょうどつかまり立ちをはじめたばかりくらいの赤ちゃんがニコニコとおいしそうにラーメンを食べさせてもらっていた。

女の子の赤ちゃんはモグモグとおいしそうにラーメンを食べてはもっと食べたいとお母さんにおねだりをしていた。

そして、また口に麺をいれてもらってはニコニコとしていた。

えらくかわいらしいものだ。


できた!


「お待たせしました。」

おっと、私のラーメンセットもできあがったようだ。

ラーメンと鉄火巻きが運ばれてきた。

うん。おいしそうにみえる。

私は割り箸をとり、パキッとふたつに割った。

さあ、いよいよだ。

おなかが空いているのでもう待ちきれない。

 

はたしてどちらから食べようか、非常に悩ましい組み合わせだ。

迷いに迷ったあげく、とりあえず鉄火巻きからたべてみることにした。

 

醤油をすこしつけてひとくちで口にいれる。

小さめに切ってあるのでとても食べやすい。

マグロと酢飯がとてもおいしい。

とてもセットでついてくるものとは思えない。

 

続いてはラーメンだ。

まずはそのまま麺を食べてみる。

あっさり系の鶏ガラスープなのだろうか。

とてもスッと食べやすい。

細麺なのだが麺はプリプリとしておりのどごしもよくとてもおいしい。

あっさりしているスープなので、テーブルに添えられている胡椒やゴマや紅ショウガで味に変化を与えてもおいしそうだ。


まずは胡椒。

うん。香りがたっておいしい。

続いてゴマ。

ゴマのかおりと食感が加わってやっぱりおいしい。

最後に紅ショウガをすこし多めに入れてみた。

美味だ!これは実にうまいなあ。

だが、このラーメンの本気は実はここからが本番だった。


肉のうまみたっぷりのチャーシューにとりあえずおどろく。

噛みごたえも十分で塩塩梅が最高だ。

だが、まだまだこのラーメンは終わらない。

 

となりの若奥さんが替え玉を頼んでいた。

 

その声を横で聞きながら、スープを飲んでみた。

レンゲがないのでスープは麺が食べ終わるまで飲むのを後回しにしていた。

ひとくち飲んでみる。

すると…ふわあとしたうまみが口の中に広がった。

うわあ。このスープはうまいぞ!

ついついゴクリと飲んでしまう。

無心で最後まで飲み終わった時に、猛烈な後悔におそわれた。

 

なぜ、私は替え玉をしなかったのか!

 

なんと、おいしいラーメンとおいしい鉄火巻きのセットを食べ終わったのに、私の腹はまだラーメンを要求していたのだった。

なんということだ。

完全に判断を誤った。

スープがなければ替え玉はできない!

 

もっと食べたかったという腹を抱えて私は店を出た。

…。今度は替え玉をかならずしようと私は心にかたく誓った。

 

次はチャーシュー麺でぜひとも食べてみたいと思う。

ああ、今日もおいしいご飯に大感謝。

ラーメン最高。

寿司最高。

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